TROUBLESHOOTING
うまくいかない、から探す。
症状だけで原因は決められません。まずは確認する順序から、次に試すことを見つけましょう。
チームで使われない
入口・担当・仕事とのつながりを確認する。
最初に確認すること
- 普段使うツールから手順にたどり着けるか。
- 推進する人自身が使い、結果を共有しているか。
- どの仕事で誰が使うのかが決まっているか。
次に試すこと
一つの業務を選び、担当者と実行するタイミングを決めます。既存の業務の入口にテンプレートを置き、次の週に利用状況を確認します。
出力を毎回書き直す
入力・書式・根拠を見直す。
最初に確認すること
- 欲しい出力の見本を渡しているか。
- 必要な事実が入力にそろっているか。
- 書き直した箇所は形式か、内容か。更新後だけ変わったか。
次に試すこと
修正した箇所を一件分だけ記録し、まず出力の見出しを現場の書式にそろえます。同じ入力で比較し、事実の確認は人が行います。
最初だけで止まってしまう
実行するタイミングを仕事に組み込む。
最初に確認すること
- いつ実行するかが予定に入っているか。
- 担当が不在のときの代役がいるか。
- 使わなくなった理由を本人に聞いたか。
次に試すこと
会議終了直後など、既にある予定と結び付けます。一週間試して、未実施なら負担と必要性を見直します。
一人しか使いこなせない
手順を渡して、再現できるか確かめる。
最初に確認すること
- 入力例と出力例が残っているか。
- 暗黙の確認作業が手順に含まれているか。
- 別の人が説明なしで試したことがあるか。
次に試すこと
詳しい人の操作と確認を一枚にまとめ、同僚が一件試します。止まった箇所を追記し、担当を交代できるか確認します。
入れてよい情報が分からない
入力する前に、情報と社内ルールを確認する。
最初に確認すること
- 利用するサービスが社内で認められているか。
- 顧客名や個人情報など、入力不可の情報を分けたか。
- 判断が難しい場合の相談先が決まっているか。
次に試すこと
入力してよい情報、入れない情報、迷ったときの相談先を短く書きます。判断がつくまで実データを入力せず、公開情報か架空の入力で手順を確認します。
時短になっているか分からない
入力・確認・修正まで含めて測る。
最初に確認すること
- AIを使う前の時間を記録したか。
- 同じ作業範囲と件数で比べているか。
- 確認・修正時間と品質も記録しているか。
次に試すこと
同じ種類の仕事を選び、入力・生成・確認・修正の時間を分けて記録します。未計測はゼロにせず、品質の確認結果と一緒に振り返ります。
出典:「やり方」の型 v0.1 の S-01〜10。本ページの確認手順は、元の原因候補と対処をもとにした提案です。